プエルトリコはグアムやサイパンと同様に米国の委任統治、よって米国からの入国に

はパスポート審査無し。通貨も米ドル。ただし、住民はスペイン語を主としている。

ほとんどの場所で英語は通じる。

人口は4百万人弱。場所はキューバの東側。



ここへ行く事になったのは以下の理由による。

ドイツ駐在時代に貯めていたと言うか忙しくて使えなかったルフトハンザのマイレー

ジの有効期限が昨年末で切れることになっていたためルフトと提携しているUAで行け

るカリブとしてここしかなかった事による。よって、切れる直前の年末にこの連休の

フライトを予約した物である。



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さて、出発直前まで超多忙でプエルトリコについては何も勉強が出来ず、機内で読も

うと思って観光案内書を持って出たのだが前夜は2時に就寝、当日は4時起き。よっ

て機内では寝るだけであった。それも直行が無くワシントン経由だったので眠りも中

断され到着直前まで熟睡であった。(観光案内所を勉強しなかったのが結果的には良

かったのかも。ホテルでゆっくりと出来たので。)結局、空からのカリブの島々もき

れいな海も眺められず。帰りに期待。

ただ、ワシントンで乗り換え時に行き先表示が無くあわてた。理由はワシントンから

のフライトが他の島を経由するのでその経由地名しか表示してなかった為である。こ

れはこれから海外旅行に出かける人の為にご参考。



また、ワシントンの到着直前に緑がきれいだな、Detroitはまだ新芽が出始めたところ

だったけどと思っていた。空港に着いた途端に花粉症が出てしまった。例の自衛隊の

薬を鼻にシュッと一発。これで全て解決。さすがに日本国民を守る自衛隊。



3時に到着。結局日本へ行くくらい時間がかかった。空港からホテルへはタクシーで

15分くらい。4百万人もいるので立派な都会。南洋の島をイメージしてきたけど期

待はずれ。片方3車線の高速道路は有るは立派なビルはあるは。HiltonやHyatt, Ma

rriottと言うような名だたるホテルは海岸に。椰子の木しかない南洋の小島のイメー

ジからはほど遠い。

ホテルに着いたら部屋の準備が出来ておらずバーで一本5ドルの小瓶のビールを飲み

ながら待つこと1時間。それでもまだ。そこで近くのスーパーへ買い出しに。そこで

はビールが1ドル。それを買ってきて今度はケチくさく部屋のミニバーのビールと入

れ替えて冷やしている。



チェックインしたらもう晩飯の時刻。ホテルで聞いた近くのイタ飯屋へ。白ワインを

飲みながらシーフード。油断してたら夫婦で1万円も使ってしまった。Detroitでは経

験でき無い夏の夜風を楽しみながら歩いてホテルへ。ホテルのカジノへ。



ホテルのカジノは正装と聞いており、ジャケットまで持ってきたのだけどアメリカナ

イズされていて短パンで無ければOKと。ガックリ。気を取り直してコインを買ってス

ロットルマシンへ。$500(5万円)の大当たり。ただし、つぎ込んだのは$20

0.でも明日の飯代まで稼げた。



風呂に入る。温水にして湯を貯めた。熱すぎて入れなかった。試しに水にしても充分

暖かい。Detroitの切るような水になれていると軟弱な水と感じた。



笑い話を一つ。

Detroitの小職のofficeは冬は寒く夏は暑い。特に真冬はマイナス20度にもなる。仕

事が終わって寒いofficeから出て車に乗ると車はマイナス20度。車内が常温に戻る

までには家に着いてしまう。家内が気を利かして風呂に湯を貯めていてくれる。前に

も書いた様に浅いお風呂で横になっても腹がポッカリと、その向こうに潜望鏡もポッ

カリ。お腹にタオルを広げお湯をかけるとお腹も暖まる。潜望鏡は放置。十分に暖ま

った後で頭をシャンプーで、石鹸で体を清めシャワーで流し始めたら段々とぬるくな

る。いやな予感がしたがそのまま流していると冷たく、いや、身を切るような水にな

ってしまった。普通は湯船に水を貯める様な風呂の入り方をしないアメリカではヒー

ターの容量が小さい事は知っていたが、まさか真冬に自分にこんな災難が降りかかる

とは。修行僧の苦労の一端が判った。心臓麻痺が起こらないことを祈りつつ石鹸を流

し終わるのを確認もせず早々に切り上げて震えながら体を拭きコタツにて体を温めた。

このコタツは日本への出張時に担いで持って帰った物である。西欧にはない暖房機で、

機能を説明すると外人は感心し欲しがる。



つづく