前回の小生のレポート(ニューヨーク)に対して伊藤君からコメントが入っていまし

たが、現実は決してそんな物ではなく



1.空港からホテルまでのリムジン

これは日本で言う真ん中を継ぎ足して延ばしたベンツとかキャデラックみたいな物で

はなく普通ハイヤーです。よって、車内にはカクテルバーやテレビなどは有りません。

ハイヤーの会社にニューヨークのofficeが電話を入れて予約してくれてたものです。

こちらでは、欧州でも、この様なハイヤーをリムジンと言いますので、つい、使って

しまいました。料金は通常のタクシーの倍くらいでした。イギリスではタクシーより

安かったのですが。

初めての土地でタクシーにボラれる話を良く聞きますのでこうしたわけです。一度乗

れば地図との対比で、方向を含め、感覚が掴めますので2回目からはタクシーとしま

した。



2.ヒルトンホテル

ヒルトンの関係者がおられたら参考にしていただいても良いと思いますが。



ヒルトンは老舗でありますが、これは全体的に設備が古いと言う事でもあります。

仕事上、あちこちと移動しますのでパリのヒルトンに泊まったことも有ります。ここ

ではエレベーターが小生の階には停まらず一つ下の階に行って乗り降りをしたことも

有ります。エレベーターの中に閉じこめられるのではと不安でした。また、ロスの

Hiltonでは電話回線をコンピュータに繋げず、アダプターが必要でした。



更に、ヒルトンは日本人の団体観光客を良く受け入れるので全体的にざわついた雰囲

気です。団体客をとると言うことは宿泊代金もそれなりと言う意味です。



ヒルトン自体は嫌いではなく、ずっと昔からの会員ですので以上の様な点が残念に思

います。イメージは高島忠夫の息子が主演のホテル プラトン(ヒルトンをもじった

ものか。千葉浦安ディズニーランド近くのHiltonが舞台と聞きました)でずいぶん良

くなっていますが。

NYのヒルトンの目の前に広島紙屋町と良い勝負の大きさのリーガロイアルの新築が建

っており、そちらの方がずっときれいでした。



3.自由の女神

パリの話が出ましたのでついでに。

エッフェル塔はセーヌ川のそばに、そのエッフェル塔のすぐ下にヒルトンが有ります。

そこから10分くらいセーヌ川縁を散歩するとパリの日航ホテルがあり、その目の前

のセーヌ川に自由の女神が建っています。これは大きさとしては5m位かな、小さな

物です。これがと思うくらいがっかりします。



でも、この自由の女神とエッフェルとのおかげでNYの大きな自由の女神が有るのです。

ここはガッカリしません。行って見て下さい。



4.欧州三大ガッカリ

話がどんどんずれますが、欧州に旅行される人は以下の3ヶ所でガッカリしないよう

予備知識を。

1)人魚姫

コペンハーゲンの観光に行きますと必ずここには連れて行かれます。陸からですと後

ろ姿、海からボートで観光すると正面も見ることが出来ます。しかし、ガッカリする

ほど小さいのです。

2)小便小僧

ブリュッセルのグランプラス(グランドプレース、つまり大きな広場)から数分の所

にあります。あちこちから寄付された色々な衣装をとっかえひっかえしますのであな

たが見に行くときには裸なのか何を着ているかは判りませんが、これは人魚姫以上に

小さいのです。街角にチョンと立って小便をしています。

3)ローレライ

ライン川下りをすると必ずここを通ります。小生は結局しませんでした。6年近くも

ドイツに居たのに。いつかそのうちにと思っていたら出来ずに転勤してしまいました。

そういえば東京タワーにも登っていません。

川岸のコンクリートにローレライと記されています。その上に急峻な崖が有ります。

川が急に方向を変えています。ここがローレライです。がけの上には何か有るみたい

ですが、下から見ると単なる崖です。



これに、もう一つガッカリを加えると、シンガポールのマーライオン。人魚姫や小便

小僧ほど小さくは無いですがシンボルの割にはもう一つの感じです。



5.移動

DetroitからNYまでは一時間、運賃は往復で200ドル位。つまり東京から大阪へ遊

びに行くくらいの感じです。

また、欧州ではドイツからコペンハーゲンまでは同じくらいの距離、ブリュッセルま

では車で2時間半、前回書いたパリまでは5時間、列車でも5時間。これは広島と大

阪位の感覚ですか。

日本から旅行すると考えると大変ですが、現地に住んでいると割に気楽に行けます。



6.卒業

伊藤君のコメントでは小生はまじめに勉強して卒業したことになっています。正直な

ところは新宮原さんが居なければ卒業どころか進級もおぼつかなかったのです。彼女

とは小学校以来YMCA予備校も、何故か、大学の学科(化学)も一緒でした。その関係

を利用して卒業させてもらいました。

小生は学生の頃は昼は遊び回っていて、その上、夜の飲み代を稼ぐためにバイトもし

ていました。つまり勉強する時間は昼も夜もほとんどなかったのです。中間や期末試

験の一週間くらい前に新宮原さんにノートを借りてバイトをしていたYMCAでゼロック

スし3−4日で漬けていたのです。さすがにその当時の歳では記憶力も衰え、一夜漬

けは無理でした。ですから3−4日かけても全部は勉強できず山をかけていたのです。

この山をかけるという必死の行為は現在の業務でも生かされています。全てが完璧に

判る前に判断を下す必要が多くあるわけですから。大学で役に立ったのはこれくらい

かな。



山をかけるのではずれると惨めで、無機化学と物理化学とでは0点を取ったことが有

ります。自慢できるのは成績表に優と良しか無く可は有りません。つまり、山がはず

れた物は単位がもらえず、もらえた物は山が当たったと言うことで、有る程度、運と

要領が良かったのでしょうか。これはその後の人生にも反映され、計画性のない生活

を送って居ます。



この場を借りて改めて新宮原さんに御礼を申し上げます。

新宮原さんは全優であったと噂されています。彼女は小生が遊び回り、酒を飲んで居

る間に勉強をされていたのです。





次には話題を完全に元に戻すようにします。食べ物の続きですね。

ではまた。