斎藤君の歓迎会には誰かおばさんは出てくれたのだろうか。

去年の話になるが12月初めにクルーズに行って来た。銀婚式をしたわけではないが
結婚25周年なので奮発した。記念日は12月11日。これは当時ボーナスの支給日
が12月10日で、貧乏だった小生は新婚旅行の費用が心配でその日に決めたように
思う。そう言えば、迫田君に広島駅のホームで出会った。なんとまったく同じ新婚旅
行のツアーだった。GUAMとSAIPANへ行ったのだ。彼は見合いで旅行中もバッチリと決
めていた。奥さんは見るたびに服が違ったのだが我々は二人でスーツケース一つと身
軽だった。この差は何なのだと思った記憶がある。

クルーズの申し込みはアメリカの交通公社へ日本語で家内が担当。費用はマイアミま
での航空運賃を含め二人で$2500。約30万円。これで一週間飲み食いし放題とのこと
だった。よくよく聞いてみるとアルコールは有料と。これが後で大きく効いてくる。
ただ、Thanksgiving休暇の後でクリスマスの前なので閑散期。よって、安いのだと。

12月7日に出発。シンシナティで乗り換え。ここが1時間しか乗り換え時間が無
く、乗り継げなければクルーズ船には乗れないのでキャンセルになり費用は返ってこ
ないと。そんなアレンジをしてしまっていたのだ。幸い雪はその二日目に降ってしま
っており、当日は問題なし。ラッキーであった。
教訓---クルーズには一日前に現地入りすること
マイアミについて空港から港までバスが手配されていた。なんとバスに乗ったのは
我々二人。約30分だったけど運転手と三人で大きなバスに。奥さんは日本食レスト
ランで働いており寿司が大好きというメキシコ人であった。港に着くと大きな船が。
7万トンとか。7万トンと言うと戦艦武蔵や大和より重い。地上ではなく海上十二階
建てだった。長さは覚えていないがジョギング用の線が屋上に引いてありそれを4周
すると1マイル。

乗り込むのにパスポートを預け、替わりにクレジットカードのような物をもらう。こ
れは各地で下船するときのパスポート代わりになるのと船内での買い物のクレジット
カード代わりと。部屋はシャワー付き。バスが付くのはもうワンランク上の部屋か
ら。更に上のクラスの部屋はバルコニーが付いたりスイートだったりする。それが一
週間で5000ドルとか。そこまで払っても食事は一緒なので無駄。これが一月とか
言う長いクルーズだと意味はあるかも知れないが。我々の部屋はシャワールームの他
にはベッドが大部分を占めていたのでくつろげる感じではなかったけど後で言うよう
に部屋では寝るだけで済むくらい船内のactivityは色々ある。乗客は1500人、乗
務員は800人。

クルーズのコースはマイアミからキューバの東を通ってジャマイカへ。更にその西の
税金のがれで有名なケイマン諸島へ。そこからメキシコ東岸のカンクン。キューバの
北を東進しキーウエスト。最後にマイアミに帰る一週間。

最初の一日は海の上。大きなゆっくりとした揺れは有るがなんて事はない。360度
海と空以外何も見えない一日。船内を探検したけど同じように歩き回っている人が沢
山。みんな初めてだと判る。リピーターは悠然と最初からデッキで寝ころんでいる。
大きいから歩き回るのも疲れる。
レストランは5ヶ所くらい、バーもその位、店屋さんも散髪屋もマッサージ屋も銀行
も託児設備もスポーツジムもカジノも有った。劇場は2階ぶち抜き。途中で並んだ1
0万トンの船には3階ぶち抜きの劇場があるとか。確かに航空母艦より大きいかも知
れない船だから何でもできる。

出来なかったのがe-mailと電話。折角、コンピューターを持っていったのに接続が出
来ずe-mailは不可。電話も一分7ドルとバカ高くe-mailが繋がったとしたら破産して
いたかも。お陰でまったくのんびりと出来た。帰ってきてからがたまっていた400
通のメールの処理で悲劇だったけど。

食事はどのレストランでもいつでも可能。真夜中はさすがに開いていないけど。一
応、メインのレストランはありそこでは席が決まっていて夕食はフルコース。試しに
前菜を二つ頼んでも、メインを二つ頼んでもOKだった。いつも食事前にバーで食前酒
を引っかけ、食事の時はワインこれを二人で毎日。食後に劇場でショーを見ながらも
う一杯カクテルを。と言うと一週間で3−4万円になってしまった。食事やデザー
ト、コークやジュース、ソフトクリームは食べ放題のタダだけど。勿論、食べまくっ
た。結果は未だに腰回りに残っている。

続く