今年初めて零下になったのが今週始め。まだグースも白鳥も頑張ってくれてはいるけ
ど南へ飛んで行くのは時間の問題。
アメリカではと言うか殆どの国では駐在員の家族は就労できない事になっている。現
地の人の就職機会を奪うからである。よって、駐在員は一馬力で稼がざるを得なく、
現地人の二馬力での収入に比べると見劣りがしているのが現状である。中には教員の
様に国内の給与はそのまま出ており、外国ではそこの給与をもらうというとか領事館
職員の様に日本の休日と現地の休日の両方を休み、パスポート等の書類の発行に一週
間以上かけると言う民間では信じられない非効率を楽しんでいる輩も居るけど。その
上で不正をするとは許せん。
昔の海外駐在員は人数も少なかったので色々と特典を付けられたが、人数も増え会社
も駐在員にばかり良いことを与えられなくなってきている。現地で生活できる範囲を
よく調べて現地の通貨で給与を支給する事が殆どである。よって、物価の安い国や地
域に派遣されると給与は国内より少なくなる事が普通。よって、国内にローンを持っ
ていると支払いが大変になる。殆どの国が日本より物価が安いので会社としては国内
給与にちょっと色を付ける程度で済む。現実、小生の給与も換算すると国内より低く
なっている。
この度、アメリカの法律が変わって駐在員の配偶者も就労できるようになった。就労
許可を本局に申請して4ヶ月経っても何も言って来ないのでDetroitの支局に出向いて
臨時の許可証をもらった。アメリカでは法律でお役所は3ヶ月以内に処理を終えねば
ならないことになっており、それが達成できなかったので臨時の許可証をもらえたの
である。
家内は食器が好きで、新品やアンティークを集めまくっていた。特に西洋食器。何百
点も、もしかしたら千点を超えるかもと、持っていると豪語している。確かにその辺
の食器店並の量はある。これは小生の懐から出るので上記のローンをまだ抱えている
のは自分のことである。これを使ってテーブルコーディネーションを教える事になっ
た。料理も同時に。申請期間中は準備と称して棚や飾り物まで含め、そのうちに返す
からと、小生の収入は無視して買い物に走り回り大変happyであった。
生徒を集めるために’お試し’と称して無料で何回かコースを開き、やっと、今月か
ら始まった。料金は$60で11時から4時まで、火曜日と木曜日。一回に5−6人
来るので毎週$600の収入。順調にスタートしたように見えたが、材料費を引くと
毎週$50程度、つまり、毎月2万円、の収入しかないと。見栄を張って豪華な食事
を何点も作っているし、持ち帰らせご主人に食べさせる物まで用意しているためだ。
我が家がこの教室なので電気代やガソリン、調味料その他小物等は小生のカードから
落ちているので儲けは殆どゼロ。多額の先行投資回収の目処は立たない。小生がクビ
になったら食べさせてくれると言う約束もホゴ。当分会社にへばりついておかねば。
楽しみながらやってくれているのでこちらへの風向きは減り、この点はプラス。だた
し、試作品の試食とコメントは小生の役目。料理の鉄人の様に旨い物ばかりだったら
いいのだけど試作が成功するまで繰り返し同じ物が出てくるのは閉口。また、勉強の
ために外食もせねばならないとおっしゃりまずいアメリカのレストランにも行かねば
ならず。時には会社の接待でも滅多に使わない様な高い寿司屋にも。