
前回のレポートに一つ訂正があります。ハワイ通の渡辺さんよりご指摘がありました。 それは'この木何の木'はマウイ島に有る物が本物だそうです。そういえばレポートに 書いたように小生が見た木の周りには色々と他の木がありコマーシャルで見た風景と は違っていました。ワイキキに行って島内観光をした日本人はみんなだまされている のでしょうね。 今回のレポートは寒さ。ハワイの次のレポートとしては温度差が有りすぎますが。昨 日の気温はマイナス3度F、つまり、約マイナス20度Cです。鼻毛も凍る寒さです。 冷凍庫の中がマイナス15度くらいですのでそれより寒いのです。 1. ツメ 先週始めにケンタッキーに出張。通常は暖かいフォスターの’峠の我が家'的雰囲気が 有るところですが、さすがにこの季節は寒く4度F。レキシントンの空港でレンタカー を借り、同僚が運転席から操作して助手席のドアのロックをはずしてくたところまで は良かったのだがドアが凍り付いていて開かず簡単に右手のツメを3枚割ってしまっ た。 ツメがもろくなるまで冷たかった。手袋をしていなかったのが悪かった。 2. フライトキャンセル このツメ騒動の前にもうひと騒動会った。デトロイトからレキシントンに行くのにフ ライトがシンシナティでキャンセルとなった。理由はメカニカルトラブル。寒いから 機械も壊れると受付の女の子が言っていたが、後から考えると上空ではもっと寒いの に….. シンシナティからバスで送ってくれたのだが、おかげでレキシントンの空港に着いた のが真夜中。そこでレンタカーを借りたのでツメが割れてしまったのだ。 ここアメリカでも良くフライトのキャンセルが有る。パイロットが飛びたくないとき や乗客が少ないときには要注意。こんな時、英語の分からない親たちだったらどうし ようもない。もっとも、こんな田舎に親たちだけで来ることはないか。 3. 唇 冬は特に空気が乾燥するので唇が割れる。ドイツで慣れていたと思っていたのだがこ こはもっとひどい。血が出ることもある。子供の頃のあかぎれを思い出す。最近はリ ップクリームを持って歩くようになった。年を取って体の水分が抜けてきたせいだろうか。 4. クライスラー 以前に報告した車のパワーウインドウがやっと直った。何か判らない警告音が出てい たので一緒に直してもらおうとしたのだが、原因が分からないので何度も同じ音が出 るようだったらもう一度持ってこいと。やっぱりクライスラーだ。 この次の日から雪の中の出張ドライブが有ったので修理に持っていったのだが。故障 して雪に閉じこめられたらどうするんだ。 幸いまだ生きてるけど。 5. サングラス こちらの冬のドライブはサングラスが必須。うれしいことに太陽が良く顔を出す。雪 道で太陽が出てくるとスキー場と一緒。ドイツでは冬に太陽を見ることはなかった。 気分的には偉い差だ。アメリカに来てよかった。これがフロリダあたりだと最高なん だけど。フォードがDetroitで自動車を作らず、南で始めてくれればみんな楽しく仕事 が出来たのに。 でもその夜は冷える。放射冷却で。 6. ウオッシャー液 寒くなるとウオッシャー液がフロントガラス上で凍る。走っていると蒸発が早く熱が もっと早く奪われるので早く凍る。こうなると大変。何も見えない。よって、ウオッ シャー液の原液を常に持ち歩いている。 ロシアではウオッカを使うとか。この方が安いんだって。 7. エアスポイラー 車に雪が積もっている。気温が低いから粉雪が。エアスポイラーを付けている車でも エアスポイラーの前に積もっている雪が全く飛んでいかないやつもある。単に飾りか と笑ってしまう。 でも、このエアスポイラーはプラスティックの重要な消費先。飾りでも何でも皆さん 付けましょう。プラスティックを売っている小生の給料にひびきます。 8. アイスバーン これは英語ではなくドイツ語であったと今気が付きました。先日雨が降った翌朝気温 が下がり道路が完全に凍ってしまった。こちらでは一晩で3−40度変化することは 珍しくない。 こうなると、さすがの4駆も役に立たず。ゆっくりと滑らないように祈って進むだけ。 事故車を右に左に見ながらの通勤となる。幸い坂が無いので会社までは行けるけど。 公共交通機関の無いここではこんな時は祈るだけ。 9. コード こんな寒いときにコンピューターを車内に残してしまって、打ち合わせの途中で必要 になったことがあった。ケーブルを繋ごうとすると、ん、固い。曲がったまま硬直し ている。 コンピューターも寒くて速度が遅い、と言うことは無かったけど。たぶん使うまでに ケーブルの接続で時間をとっていたので暖まったのだろう。室外では動作保証温度を 確実に下回っている。 10.チュウインガム 長距離ドライブが時々あるのでチュウインガムを車内に置いている。ガムとはゴムの ことであるが、マイナス20度となるとゴムがガラスになる。車に乗り込んでふるえ る手でガムを取りだし噛んだとたんに割れてシャープな角ができる。上顎やベロに突 き刺さる、まではいかないが、痛い。 冷凍庫に入れたガムでお試しあれ。気を付けて。 11.緯度と気温 3−400km南のオハイオ州から朝の内にミシガン州のDetroitにサングラスをかけ て車で帰ってくることがある。 車に車外の気温が判る温度計が着いている。時間とともに気温がだんだんと上がって 来るのが普通で、最初はその通り。だんだんと北に上がるに連れて気温の上がり方が すくなくなり、地面の雪の量が増えてくる。その内、逆に気温が下がってくる。気分 も落ち込んでくる。 雪が降っても道路は大丈夫なように大量に塩を撒いている。よって黒であった小生の 車も冬の間は下半分は白、上は灰色。 現代自動車は塩の対策をせずアメリカに出てきて一年で床に穴が開き、撤退したとか。 小生のクライスラーは昨冬は乗り切った。 12.エアコン その1 経費節約で安いホテルに泊まった。その時エアコンが窓際にあったのでヒーターにセット した。そしたらカーテンがマリリン モンローのスカート状になり一晩中踊っていた。 朝早く陽がまぶしくて目が覚めたというのは嘘で、冬の太陽は昇り方が遅いので助かった。 しかし、このヒーターは温度感知型ではなかった様で夜中に冷えた外気の分だけ温度 が下がり、アメリカの毛布だけのベッドでは最強に設定し直さねばならなかった。 教訓:安ホテルには覚悟して泊まれ。 13.エアコン その2 小生のofficeは建物の丁度角にある。ヒーターは建物の両端に付けられている。小生 の部屋まで空気が来るまでに熱は途中の部屋に取られてしまい冷気しか来ない。途中 の部屋の住人は暑いと文句を言っている。 年末のクリスマス後はほとんどの米人が休暇を取るので書類の整理に丁度いいと出社 したら部屋に誰もおらず、人の体温で持っていた温度が上がらず、寒くって風邪を引 いてしまった。バカみたい。 でも、この風邪はたぶん10年ぶり位。海外勤務で始めての風邪と思う。海外に出て 風邪を引かずやっぱりバカになったのかと心配していたのだが、バカみたいな風邪を ひいてしまった。