ロンドンに着いて まず驚いた事はロンドンは思っていたより大きい都市

だということでした。私の無知さ加減を白状するようですが 京都くらいの

都市だと勝手に思っていました。正確な面積ではどうなのか分かりませんが、

とんでもなく大きい都市でした。東京くらいあるんだななどと、これも勝手

に思いました。笑わないでください。



 人々がなんと大きい。背が高いのです。2年前 アメリカのポートランド

に言った時、 30年振りのアメリカはなんと 巨大な肥満の人であふれて

いると言う感じを受けました。今度はスマートなのっぽさんでいっぱいと言

う印象を受けました。日本人が体格が良くなったというけど、こっちの人も

きっと平均身長がのびているはずです。変な事に感心しました。

そのせいで あちこちの張り紙や標識が目に入らず、いろいろ失敗しまし

た。寮ではトイレとシャワーが共同なのですが入り口に女性用男性用の

表示があったのに見えず知らずに男性用に入っていました。ほかの人が

入ってこなかったから良かったけど・・・後でマークに気が付きびっくりしま

した。大学の学食では私の背の高さくらいに果物やサラダの器が置いて

あり、セルフサービスなので ほかの学生が取っているので取ろうとした

けど 背伸びをしなくては取れないくらいでした。日本で背が低くて不自由

したと言う経験がなかったので異国にいるんだと実感しました。

大学で展示する時、作品の解説つけるとき、いつもより高めを意識してつ

けることにしました。



 そして 街にはいろんな人種の人がいっぱいでした。

だから英語もいろいろ、教科書みたいな英語ばかりが聞こえてくるわけで

はないのです。だから変な英語でも何とか話して通じたしはずかしくもな

かったです。耳だけは聞こえてくるのに しゃべるほうはかたことのままで

した。何とか通じる英語を駆使してコミュニケーションを取る事はできまし

たが、やっぱりすらすらぺらぺらとなりたいものです。

街で何度も聞いてイギリスだなーと思ったのは最後に「マダム」をつけてく

れることです。なんだかくすぐったいような嬉しい気分がしたのは異国だっ

たからでしょうか。考えてみると 日本でいちいち 「はい、奥様。」

「いらしゃいませ、奥様。」「ありがとうございます、奥様。」なんていわれた

ら いいかげんにしてほしいと思うに違いないです。でも いい気分がした

のは本当です!そう レディファーストだってされるほうもするほうも

あっちなら平気だけど、日本に帰ると、板につかずに変ですものね。

 

 前から不思議に思っている事ですが 誰か知っていたら教えてほしい事

があります。イギリスと言う国がないのに、なんで日本ではイギリスという

のでしょうか。以前、ウェールズから来ていた学生から イギリスと言う国

のない事を聞き、それ以来、イギリスというのがどうしてなのか知りたいと

思っています。ウェーレズから来ていた彼から日本人にはない民族意識

を強く感じ、今のアフガンの事にしても、民族の戦いは日本人にはよく分か

らない事ですよね。良いか悪いかそれが日本人なんでしょうね。



ちょっと話が飛んでしまいますが、日本民族のすごさを私は文化をとうし

て感じています。あちこちから伝わってきたいろいろな物を、完成度を上

げて仕上げていると思います。藍染めにしても世界中にあるけど、日本の

藍ほど透明感のあるものはないし、日本酒にしても世界一の醸造技術だ

し、塗り物にいたっては「ジャパン」といえば日本の塗りをいうくらいです。

日本民族の誇りをもっと意識していいのではと思います。



また、意外な事に、ヨーロッパの何人もの人から聞くのですが、「日本はす

ごい。あんなに小さい国なのに、あんなに大きいロシアに勝った国だろう。

それで 自分達がどれだけ助かったか。おじいさんの時代の人たちがい

つも言っていた。」というのです。日本人が忘れてしまっている世界の歴

史をしっかり意識している人たちがいるのです。なんだか、はずかしくなり

ました。



この次は もっと食べ物の事やそのほか 3週間いたからこそ経験できた

事、もう少し面白い話レポートします。